トレイルアドベンチャー栗東

トレイルアドベンチャー栗東


2023年 04月 05日

月曜日、トレイルアドベンチャー栗東を走ってきました。勘違いしていたのですが、フォレストアドベンチャーは森の中のアスレチック設備のことで、MTBパークの方はトレイルアドベンチャーが正式名称でした。

今月中旬に10日間ほど高田くんとシーオッタークラシックを含めてアメリカ西海岸のトレイルを数カ所走る予定なのですが、ちゃんとバンクの付いた現代的なトレイルに慣れておく方がもっと楽しめると思って合宿的に行ってきました。

僕はJR大阪駅から輪行して草津駅で高田くんに拾ってもらったのですが、ここからは12kmほどなので、そこそこ登りですが気合の入った若者なら自走でいけるのではと思います。

コース使用料は2時間2500円ですが、2時間で上半身も腰もふくらはぎも終わります。浦上太郎デザインのトレイルなので面白いとは予想していましたが、マジで良かったです。

MTBトレイルのデザインとは土木、林業、ライドという3つのスキルが要求されるのですが、ほどんどの人が2つまでしか持っていません。なので、そんな人がトレイルを切ると、レイアウトは素晴らしいけど雨が降るとすぐに乗れなくなるとか、コースの維持が困難であるとか、逆に美しく仕上がったトレイルだけど乗っても楽しくないというケースもあるし、トレイルビルダーとはユニコーン人材なのです。

詳しくは動画を見て欲しいのですが、現代マウンテンバイクの技術は里山を走っていても身につきません。ジャンプ、バームを走るテクニックは人工的に作られたバイクパークでないと身につかないのです。また、バイクパークは石や木の根のようなものが極力排除され、走りやすいようになっている上、万が一コース外に飛び出しても怪我しないように考えられています。効率的に、早く上手くなるにはバイクパークから始めるべきです。

トレイルアドベンチャーは登りにもバームが設けられ、楽しくスピードを乗せていけるので、そこまで辛さを感じさせないのも良いです。これもトレイルビルダーの腕の見せどころです。MTBは反復のスポーツという一面もあるので、コーチのアドバイスを聞いただけで劇的に上達するなんてことはありません。教えを受けた上での徹底的な反復練習によって習得できる技もあります。そんなコソ練にも最適だと思いました。今はまだ心地よい上半身の筋肉痛に包まれています。

トレイルアドベンチャー栗東
https://trailadventure.jp/access/ritto

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