投稿日 2023/01/14
東京オートサロンのチケット頂いたので行ってきました。金土日と3日間開催で、金曜日のAM9-PM2まではビジネスデイなので人が少ないだろう、ここが狙い目ということで、7時15分のピーチでKIX-NRTという完全なインバウンド向けの便で千葉に飛んだのですが、久しぶりのLCCはやはり人権がないです。
しかも、なぜか関空駅に到着したのが6時35分くらいで、バスまでダッシュして飛び乗り、第2ターミナルでQRをコードをチェックインの機械に差し込んだのが6時46分、つまり30分前までというチェクイン時間打ち切りで乗れないと思ったのですが、お情けで乗れました。待合場所もアメリカの国内線を思わせるサグな雰囲気が漂っており、もう二度とピーチは使わないと誓うのですが、安さに負けて年に2回くらいは乗ってしまうのがLCCです。
上空から紀の川が見えたのですが、なんとシテ島があるやん!と思って調べてみたのですが、小豆島というみたいです。Google Mapで見ると特筆すべきものは無さそうでした。
成田から海浜幕張駅までバスで向い、10時には会場入りできたのですが、マジで規模デカすぎです。サイクルモードとは比べ物にならないです。東館がトヨタ系、中館がホンダとオートバックス系、西館が日産系とざっくり棲み分けているみたいですが、基本的にはトヨタが電通を使ってブイブイ言わせているのがオートサロンらしいです。
ちなみに、PM2から入場できる限定チケットは4千円、土日の両日は3千円だそうです。サイクルモードなんかは無料のチケットで入場するもの、みたいな風潮がありますけど、ちゃんとお金を取れるコンテンツなんですよね。
ハンパないレベルでリアルなMTBerのSUVライフが再現されていて驚きました。さすがに近年はルック車みたいなのがプロップとして使われることはなくなりましたけど、僕みたいなオタクが見てもケチをつける所がないです。
これ、実はヒッチラックがやばくて、1UPというアメリカ製のハイエンドなやつです。コロナの時は需要がすごくて買えなかったと聞きましたけど、こだわりが窺えました。
LWにおいてあったアヴェンタ?と思うのですが、もしかしたらマッド・マイクの車両かもしれません。向こうにはアンヴェイルされる前のF40が見えますけど、1億円の車のフェンダーを切っちゃうって正気の沙汰じゃないのですが、そのクレイジーさが世界的に評価を受けている理由ですね。一番音楽がうるさくて、一番ストリートな感じが出ているブースでした。加藤氏ご本人がいましたけど、あのダミ声でファンサしまくってて感動しました。見習いたい姿勢です。
ハコスカのパネルをカーボン化するというプレゼンテーションなのですが、面白い見せ方です。
911をフルカーボン化した車両もありましたけど、5千万円くらいで作れて、3台製作すると元が取れますみたいな話でした。それでもシンガー・ポルシェを買うよりも安いので、お得ですね。インフュージョン成型というドライでもウェットでもない成形方法があり、応力のかかる場所によって使い分けるみたいです。
乗ってみたいCRの電動。
練り歩く章男社長。ゲリラ的に他のメーカーブースに登場するのが毎年恒例らしいです。
超有名クルマ系YouTuber/インフルエンサー/フォトグラファーと日産の首脳陣という図です。中央はポール・ウォーカーの弟です。GT-Rが神格化された結果、JDM=日産という構図になっており、アメリカでの日産人気が伺えます。
個人的に今回優勝のZ。最高です。
トーヨータイヤとしてもケン・ブロックの急逝には対応に苦慮した跡が見えるのですが、アウディS1のバックボード横にはメッセージを書き込める場所が提供されていました。本来はあのラスベガスのストリップで360ドリフトをしたS1を幕張の会場でドライブする予定だったのですが、悔やまれる事故でした。
多くのアスリートが彼に向けてソーシャルで追悼の言葉を残していますが、印象的なのは多くの人が「マーケティングの天才」「ビジネスマンのロールモデル」と称賛しており、ただ単に運転がスゴかっただけでなく、DC Shoesを創業し、HOONIGANというブランドを成長させ、アウディ、スバル、フォードなど数々のブランドとコラボレーションしてYouTubeで何億ビューも稼いだという事実は空前絶後です。ケン・ブロックという稀有な人物を失った穴を埋めることは何者にもできません。
という訳で東京オートサロンは最高に楽しかったです。会場では多くのYouTuberが活躍していましたが、僕もYouTuberのはしくれとしてがんばらねばと思いました。どなたか来年の案件ください。