ギブネールGXシリーズはツーリングバイクの救世主

ギブネールGXシリーズはツーリングバイクの救世主


2022年 12月 08日

ギブネールGXシリーズをご自身の完成車に採用したユーザー様がIGに写真を上げてくれました。 

ギブネールとはブレーキレーバーの上部にシフターを移植した、非常にプリミティブなシステムであり、オレゴン州ポートランドで誕生しました。すでに弊社でも10年近く取り扱いをしていますが、こんな原始的なシステムに需要はあるのだろうか?という疑念を吹き飛ばすくらい売れ続けています。

特にこのパンデミックにより物が不足したのと、値上がりの影響が大きいと思うのですが、ビンテージMTBのレストアや、ツーリングバイク、バイクパッキング、シクロクロスなどローコストにて比較的信頼性の高い組み合わせということでますます支持が高まっている気がします。

人気のある要因の一つに、シマノのロードバイク用なら9〜11速、MTB用(Dyna Sys)なら10〜12速、SRAMのMTB用なら11〜12速と幅広いシフターを取り揃えていることにあります。このユーザー様はロー側51Tのシマノ製MTB用カセットを採用していますが、対応するシフターを使えばドロップハンドルに51Tのビッグカセットを組み合わせて、より多くの荷物を搭載して多様な地形に対応することができます。

また、ディスクブレーキであればマーケットで高評価を受けているグロータック社製のEQUALを使えばワイヤー引きでディスクブレーキ化も可能です。残念ながら現在はフロントがシングルのCX1、GX1系のレバーが欠品してますが、年明けにも再入荷予定です。自宅に眠っているオールドMTBのレストアにいかがでしょうか?

なお、ギブネールではロードバイクの引き量を持つシフターをCX系、MTBの引き量を持つシフターをGX系と呼んでおり、前が1枚のロード系ならCX1、2枚ならCX2となります。シマノであれば9速まではMTBとロードの引き量がほぼ同じだったため、共通のシフターが使えましたが、Dyna Sysの出現により10速からロードバイク系とMTB系のシフターが分かれています。

https://tkcproduction.com/collections/%E3%82%AE%E3%83%96%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%AB

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